
毛深いのは、男性ホルモンが多いからなのでしょうか。
私には、3歳になる娘がいます。
その娘が毛深いので、悩んでいます。
人から驚かれるほど、毛深いのです。
腕や背中に、渦を巻くほどの毛があります。
手足や指の毛も、かなり濃いのです。
実は、私自身も、毛深い体質でした。
小学校3年生の頃から、毛深くて悩んでいた経験があります。
さらに、小学校の高学年では、脂性になりました。
冬でも、肌がギトギトしていました。
そして、ニキビが顔中に出たのです。
大人になるまで、こうした肌のことで悩まされていました。
ほとんど、鬱になったことも、何回もあります。
娘は、私の体質を受け継いだのでしょうか?
しかも、私の場合より、はるかに毛深いのです。
娘に、私がしたような苦労をさせたくありません。
毛深いのは、男性ホルモンが多すぎるからだ、と聞きました。
そうなのでしょうか?
では、男性ホルモンを少なくするには、どうすればいいのでしょうか?
食事などで、少なくすることが出来るでしょうか?
この方面に詳しい方、どうか、回答をお願いします。
■多毛症の可能性は・・・?
質問者様は多毛症という病気をご存じでしょうか?
生まれつき、男性ホルモンの分泌量が多いため、顔や体などに
以上に体毛が生えてしまう病気のことです。
この多毛症の原因は卵巣と副腎の疾患であると考えられています。
女性の場合は、男性ホルモンは卵巣と副腎でつくられているからです。
多毛症の疑いがある場合は、大袈裟と思わずに皮膚科か総合病院へ
行きましょう。
医師に原因を解明してもらい、適切な治療を受けないと完治をするのは
なかなか難しいです。
また、多毛症の場合、ただ毛深いだけではなく、全身の毛が
剛毛という特徴もあります。
市販のムダ毛処理グッズや処理方法で処理をしていると、
肌を傷つけてしまうことがあります。
医師のアドバイスを受けるようにしましょう。
■抑毛という方法でムダ毛を薄くしていきましょう!
ムダ毛を剃ることを除毛といい、ムダ毛を抜くことを脱毛と言います。
抑毛とは、ムダ毛の成長を遅らせることでムダ毛を自然に少しづつ
薄くしていくという方法です。
今現在、生えているムダ毛ではなく、これから生えてくるムダ毛に
作用してムダ毛に対策を打つので、肌を傷つける心配がありません。
抑毛ローションはさまざまなタイプの物が売っていますが、一番おすすめ
なのが、豆乳などの天然由来のローションです。
豆乳には、ムダ毛の成長を遅らせる作用があります。
まだ、美肌効果もあるので、肌トラブルになる心配がありません。
安全に効率よくムダ毛を薄くできるのです。しかし、抑毛ローションは
効果に個人差があります。
とても良く聞く人もいれば、あまり効果がなく変わらない人もいます。
しかし、安い抑毛ローションですと1,000円前後で購入できます。
一度、試してみるといいでしょう。
■家庭用の脱毛器が一番安心!?
娘さんのような小さなお子さんのムダ毛は基本的に処理しない方が
肌トラブルなどを防ぐことが出来ます。
ですので、娘さんのムダ毛の処理は本人が気にするように
なってからにしましょう。
本人が気にしていない間は、効果があまりない方法でも肌に負担を
かけないで行える方法を選びましょう。
そして、お子さんが自分のムダ毛を気にするようになる平均的な
年齢は、小学校3、4年生です。
そのころになれば、今よりは肌が強くなっているので、1ヶ月に
1度程度なら家庭用脱毛器で脱毛することも出来ます。
しかし、小学校に入学前のお子さんに脱毛器を使用するのは、
絶対に止めましょう。
また、小学生のお子さんに脱毛器を使用する時は、肌とムダ毛を
しっかり温めて、柔らかくしてから脱毛をするようにしてください。
蒸しタオルで温めてもいいのですが、一番の方法はお風呂上りに
脱毛をすることです。
また、脱毛後はしっかりと肌を冷やし、保湿をするようにしましょう。
肌に刺激が少ないなどがおススメです。
■お子さんによって悩む度合いは違います!
ムダ毛に悩んでいるお子さんによって、そのムダ毛の濃さが違うのと
同じように、どれくらいムダ毛を気にしているかは人それぞれ違うのです。
ほとんど生えていないと言ってもいいくらいにムダ毛が薄いのに、
毎日ムダ毛処理をしないと学校へ行けない子もいます。
他の子から見ると少しめだつくらいにムダ毛が濃いのに、全く気に
していない子もいます。
そして、ムダ毛は夏の間だけ処理すれば、気が済む子もいれば、
1年中処理していないと不安という子もいます。
大切なのは、本人の気持ちなのです。
質問者様の心配をよそにお子さんがあまり自分のムダ毛を気に
しないことも考えられます。
また、係などが出来て、出来のいい子なら、ムダ毛が濃くても誰も
気にしないということもあります。
お子さんの問題はこれからどんなことが起こるのか分からないのです。
ムダ毛が濃いことだけではありません。
今はまだ、3歳で分かりませんが、これからどんどん特技が出来てきて、
性格も形成されていきます。
ムダ毛が濃いという欠点をカバーできるくらいに長所があれば、
きっと周囲の同級生は認めてくれますし、もしからかわれたとしても、
かばってくれる友達もたくさんできます。
また、抑毛というムダ毛の対策は比較的新しい方法なのです。
ですので、お子さんが中学生になるころには、10代前半の
お子さんでも安心して受けられるムダ毛対策の施術や
グッズが出てくるかもしれません。
今焦って、どうにかしようとしない方がメリットが多いのです。
また、お子さんが自己処理で肌を傷つけないように、しっかり処理
出来ているか定期的に確認をしてあげることも大切です。
思春期になったら、女性としてさまざまなアドバイスをしてあげましょう。
ムダ毛意外にも思春期になれば様々な悩みが出てくるのです。