女性なら誰でも「美しい肌を手に入れたい」と思うものですよね。いくら流行のスキンケアや人気の化粧品を使っていても、間違ったスキンケアをしていれば効果は出ません。そこで、今回は美肌作りに欠かせない基本のスキンケアについて考えたいと思います。
そもそも美肌とは?
キメが整っているお肌は潤いをきちんと長持ちさせることが出来るため、ハリ・弾力がありキメが細かく毛穴の目立たないきれいな肌になるのです。
お手本は赤ちゃんの肌のような感じですね。
キメが細かく、透明感が漂うお肌になるために必要なのは、時々スペシャルケアをするよりも日々の正しいスキンケアが必要です。
ひょっとしたら自分流のスキンケアを行い続けている方もいるかもしれませんから、これを機にきちんとしたスキンケア方法を学び、クレンジングや洗顔料のセレクト方法や使い方を見直してみましょう。
1.美肌の基本は汚れをきちんと落とすこと
スキンケアで忘れてはならないのは「洗顔」です。いくら値段の張る化粧水や乳液を使用しても汚れが毛穴に溜まっていたり、古い角質が残っている肌にお手入れをしても、有効成分を内側まで浸透させることが難しくなります。そうならないように重要なのが洗顔です。
クレンジングの選び方
クレンジング剤は、スキンケアの中でもっとも肌に負担を強いるものになります。一言でクレンジングと言ってもいろいろな種類があるのです。
オイルクレンジング:
主成分が油分で、洗浄力が強くメイク落ちが一番高いタイプです。ウォータープルーフの日焼け止めや濃い目のメイクをした時にはおすすめです。
クリームクレンジング:
きちんとしたメイクも落ちやすく、お肌にも優しいので、薄めのお化粧の場合や乾燥肌の方に適しています。油分と水分を含んでいるので、肌への刺激も少ないのが特徴です。
ミルククレンジング:
ミルクタイプのクレンジングは洗浄力が弱めで、成分自体が一番お肌に優しいクレンジングです。水気を保ちながらソフトにメイクを落とすので、お肌の水分や皮脂が足りない敏感肌の方と相性の良いクレンジングです。
ゴシゴシこすらなくても、メイクがきちんと取れるものを選ぶのが重要です。
又、ベースメイクとポイントメイクは別だと考えて、コテコテのマスカラなどは専用リムーバーを使うことによってお肌へのこすれを減らすことができるでしょう。
クレンジングの使い方
まずTゾーンから優しくなじませ、次に頬からあごにかけてのUゾーンに、最後に肌が薄い目元と口元に伸ばしていくようにしましょう。
肌に摩擦を与えないように、なじませて汚れを浮かすようにします。
すすぎは36~37℃くらいのぬるま湯がベスト。
手はなるべく肌に触れないように、お湯で落とすようにします。
クレンジングだけでは落としきれない汚れを取り去るのが、洗顔の役割です。毛穴や肌に残った汚れや、古くなった角質などを、洗顔料の泡で取り除きます。
洗顔する時は、あらかじめ顔全体をぬるま湯で濡らしておき、よく泡立てたたっぷりの泡で肌に刺激を与えないようになじませましょう。
2.美肌のために保湿する
洗顔後がもっとも乾燥するので、できるだけ早く水分を浸透させるのが効果的なのです。
といっても、洗顔後まだ肌に水分が残っていると効果が半減してしまうので、きちんと水分を拭いてから使用します。
手の平に化粧水を広げたら顔全体をおおうようになじませます。
最後に乾燥しやすい目の周囲やフェイスライン、口元にも手の平をつかって化粧水を軽く押さえてなじませることも忘れないようにしましょう。
美容液はお肌に必要な栄養を与えるのが目的です。
美容液に期待できる効果は、肌にハリを出す、シワを防ぐ、目元や口元のシワを改善するなど、種類によって色々です。
必要なら十分に水分が行き渡った化粧水の直後に美容液を使用するといいでしょう。
乳液は水分の蒸散を防ぎ、保湿効果を高めて油分を補う役割があります。
また、角質細胞をつないでいるセラミドなどを助ける働きをします。
つまり細胞をコーティングして角質細胞の隙間をなくし化粧水や美容液の成分を保護する効果があります。
ですから化粧水や美容液で肌に保湿成分を浸透させた後、それを逃がさないようにふたをする役目を果たしてくれるのです。
クリームは乳液よりも多くの油分が含まれています。
お肌の状態に応じて使用量を調節し、特に乾燥しやすい部分などピンポイントで使用するほうがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は誰もが憧れる「美肌」をスキンケアの観点から考えてみました。
正しい洗顔で汚れをきちんと落とし、正しい保湿をして肌の水分を逃さないようにするという、シンプルなスキンケアが大切です。
毎日できることだからこそ意識して正しい方法でケアしていきましょう。きっとお肌が応えてくれますよ。
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